2002 「ほっかいどう 春号」(北海道広報広聴課)より
多様で豊かな北海道づくりのために元気に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)の皆さんのイキイキとした活動をご紹介します。
NPO法人 NPOサホロスポーツクラブ
本格的な地域総合スポーツクラブをめざします。
「日本のスポーツクラブは小学生のころから勝負にこだわり、種目が限定され、そしてレギュラーと控えのふるいにかけられます。これがスポーツ嫌いを生み出しているんです。」と熱っぽく語るのは代表の三品章男さん。
スキー指導歴約30年の結論です。平成12年、この弊害をなくそうと地元スポーツ指導者が集まり総合スポーツクラブを設立。13年には総合スポーツクラブとして全国初のNPO法人となり、すでに111人もの指導者が登録されています。
クラブではひとつの種目に偏ることのないよう冬はスキー、スノーボード、夏は登山やカヌー、水泳、マウンテンバイク、ゴルフ、キャンプなど幅広い講座(有料)を設け、楽しさを基本とする指導に取り組んでいます。
「スポーツが大好きな子どもたちがどんどん増えて、やがて選手をめざす。たとえ選手にならなくても生涯スポーツに親しむ。その中から次世代の指導者も育ち、地域にスポーツ文化が根づく。そんなクラブにしていきたいんです。」と全国の先頭を走ります。
夏はカヌーやラフティングまで楽しめます
キャンプ講座が好評です
冬はスキー、ボードの指導に力を入れてます